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五年前ぐらいまではまあそこそこのヒットを飛ばし、戦後のある時代の会社を支えてきた映画監督がいました。
が、彼も歳を取ってきたのか、次第に「疲れが見える作品」が目立つようになり、ヒット作が出来なくなりました。
そのころバシバシと歯に衣を着せぬことで一部に人気のあった映画評論家が、次第に全国区の評価を得てきます。
「一回奴に映画を撮らせてみたら?」という声が大きくなり、本人もやる気満々で、3本程監督をしました。
が、回を重ねる毎に「駄作の評価」出来たものに批判をすることには長けていても、いざ自分に任せられるとどうして良いか解らず、見当はずれな事を連発します。

ついに「やっぱり元のが良い」という声に評論家は「もうやめた」と言ってしまいました。

復帰した監督は充電期間に周到に準備したシナリオで制作を開始しました、予告編を見る限りかなり期待出来そうです・・・・

ここまで読んで、これってもしかして自民党とミンスのことかと思われるでしょうか(笑)

5年ぶりに平均株価が15千円を超えたとニュースで言っていますが、5年前というとつい最近、リーマンショックの最中のことでございまして。

「アベノリスク」などと揶揄する某ミンス党首、上手いこと言ってしまったと思っているんだろうな。

「映画評論」の時代
「映画評論」の時代 [単行本]